Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
羽根が次々と抜けてきました
先日の風切羽の抜けたのを発端に、どうやら楓ちゃん先生は今年初の換羽が始まったようです。
他の風切羽や、小さくて可愛い体の羽毛もポロポロと抜けています。
風切羽の換羽は他の羽根と異なり重要性が高いため、生え変わりの頻度が低いので、今回の換羽は楓ちゃん先生にとっては少し大変かもしれませんね。
換羽とは?

更に抜け落ちた風切羽。風切羽は構造がしっかりしてる分生え変わり頻度は低い
言葉からイメージできる通り”羽根の生え変わり”
ざっくり鳥類も衣替ですね。
個体差にもよりますが一年に2~3回ほど羽根を生え変わりさせます。外気温に適応するためや、古くなった羽根を再生させるため等、様々な理由があります。一度に全ての羽がごっそりと抜け落ちるのではなく、全体の何割かの羽根を少しずつ時間をかけて生え変わらせていきます。一度の換羽にかかる期間は大体1~2ヶ月ほどです。

文鳥にとっては体力を消耗する一大事
文鳥にかぎらず、鳥が羽根を生え変わらせるということは、その間の飛行能力や体温維持能力の低下、そして何より、生え変わりのためのエネルギー消費が激しいため、著しく消耗させられます。野鳥にとっては外敵に捉えられる要因となったり、老鳥にとっては直接命を落とす原因にもなり得る一大事なのです。
そのため、大抵の文鳥は凶暴になります
厳密には神経質になるという表現が適当なのですが、現実懐いている飼い主に対してしょっちゅう威嚇したり、理不尽に怒って突っついてきたりします。どうも文鳥にとって換羽は、「疲れる」「かゆい」「イライラ」の三重苦らしいのです。
飼い主は文鳥の換羽が終わるまで、ひたすら文鳥からの暴力に耐えなくてはなりません(笑)。

慣れてしまえば凶暴な文鳥もまた一興
楓ちゃん先生は昨年の11月に早くも2歳を迎えました。それまでに数々の換羽を経験してきて、その都度楓ちゃん先生からの家庭内暴力()を乗り越えてきた自分にとっては、ある程度心構えや対策ができます。例えば、楓ちゃん先生がストレスを発散できるようにサンドバックの役割も担う好物の粟穂を与えたり、機嫌がどうも悪い時には好物のカナリーシードで落ち着いてもらったり、等など。
それでも理不尽にキレるのが換羽期に入った文鳥の致し方がないところなのですが、それもまた可愛いのです。
そんなわけで自分は凶暴な楓ちゃん先生を目の前にしても
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
追記:2015/03/28
思いの外換羽が長引いた挙句、大規模な換羽に発展しました。
⇒【文鳥】激しい換羽
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