Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
前回の続き
⇒【ロードバイク】2016年「埼玉サイクルエクスポ」行ってきましたレポート 前編
2月14日に行われた「埼玉サイクルエクスポ」にて、せっかくだからと試乗した3車についてざっくりレポート。
ブログ的にもっと色々乗れよw。とも思いましたが疲れて辞めました(笑)。とにかく来場者数が多く、順番待ち時間が長かったのです。しかし本記事を執筆しながら、「もっと色々沢山乗っておけば良かった・・・」と強く思います。
来年への教訓としましょう。
試乗可能だったフレームメーカー
試乗出来たフレームメーカーは記憶の限り以下のとおり(順不同。
無料のイベントでここまで豪華なラインナップは中々無いですね。
- SPECIALIZED
- KUOTA
- CANYON
- ANCHOR
- ARGON18
- DEDA
- SCOTT
- Bianchi
- TREK
- Corratec
- COLNAGO
- Cervelo
- Kodabloom
- KOGA
- GIOS
- BASSO
- FUJI
- 他多数・・・(思い出せない
逆に出展しなかったor試乗車無しの有名メーカーは以下のとおり(記憶参照。
- GIANT
- Cannondale
- DE ROSA
- LOOK(出展のみ)
一台目「ARGON18 GALLIUM」
試乗車データ
- コンポ:105
- ホイール:Vision team25 (エントリーグレード)
- タイヤフロント:Vittoria rubino pro リア:zafiro
- サイズ:S
- フレームパーツ:DEDA
ブログで相互リンクさせて頂いている「新人自転車マン、山麓に死す。」
の著者「いなはる」さんが現在乗っているロードバイクです。
試乗車は前後でタイヤが違うので気になって調べてみたらリアはローラー用でした。
ざっくり素人ガバガバ感想
軽い。と思ったがツールやボトルなど一切装備していないから当然か。
フレームは全体的に肉薄な感覚があり、要所が強化されているRS8と比べてよりレーシーな気持がしたけれども、激しい落車の際はどうなるんだろうとも感じました。特にトップチューブ。
マット塗装でフレーム形状も角ばった感じがカッコイイ。ダウンチューブの形状が好み。
マット塗装なので小さい傷でも目立ちそうな不安はありました。
RS8やその他試乗車と比較して振動吸収性に優れてるのか乗り心地が柔らかい印象でした。
ただ乗り心地に関してホイールやタイヤも大きく影響するので参考程度に。
シフトワイヤーはダウンチューブ内蔵式でしたが引きは軽く、僕が乗っている外装式のANCHOR RS8と遜色無かった記憶。
蛇足ですが、DEDAのコンパクトハンドルの握り心地が良く、レバーまでのリーチも短く自分にとっても合ってた。
二台目「ANCHOR RS6」
試乗車データ
- コンポ:105
- ホイール:Fulculum racing 3
- タイヤフロント:BRIDGESTONE EXTENZA RR2X
- サイズ:49
- フレームパーツ:ANCHOR
ANCHORから新しく出たエントリーグレードアルミロード。同時に発売されたフラグシップRS9と同ジオメトリのRS6です。フォークがエアロを意識して独特ブレード形状になっていました。またリアブレーキワイヤーは内装式になっています。
ざっくり素人ガバガバ感想
最初持ってみた時、ガリウムよりは重いものの、軽い印象を受けてびっくりしたんですがよく見るとホイールがレーシング3じゃないか。
エントリーグレードにレーシング3とは卑怯な!と思ったものの、ANCHORの試乗車は全てレー3でした。ホイールを統一することでライドフィーリングの差別化がし易いようにした結果なんですかね。
Cannondale CAAD8以来のアルミロードバイクでしたが、やはりARGON18のガリウムやRS8より硬い印象が強かったです。柔らかい印象を受けたガリウムに始めに乗った分余計のその印象が強くなった感じ。
ギアチェンジをするとアルミ独特の「カンッ!」って音が懐かしかった。
RS9と同ジオメトリでレーシーな印象を持たせて入るものの、フォーク以外には際立った特徴がないのでカラーリング次第ということもありますが、あんまり心に残らないロードバイクではありました。
3台目「ANCHOR RS9」
試乗車データ
- コンポ:アルテグラ
- ホイール:Fulculum racing 3
- タイヤフロント:BRIDGESTONE EXTENZA R1X
- サイズ:49
- フレームパーツ:DEDA
ANCHORが打ち出した新しいフラグシップモデルRS9。
今回のサイスポはこれに乗りに来たようなもんです。
試乗車は塗装などが簡略化されており、ダウンチューブの「ANCHOR」ロゴはステッカーだったw。
ざっくり素人ガバガバ感想
ひとことで言うと「アルミ以上に硬い!」ARGON18が柔らかい印象が強かったのもあってその差に驚きました。フルカーボンロードですがギアチェンジした時アルミより強く「カンッ!」って音がします。
素人でもハッキリ違いが分かるあたり、エントリーとフラグシップでこんな違うんだなぁと実感。
フレーム形状はANCHORらしくエアロを意識していないベーシック形状です。恐らく平地からヒルクライムまであらゆる状況でのレースに幅広く対応させるポリシーなんじゃないでしょうか。
ただしワイヤー系統は内装化。引きの軽さよりも空気抵抗にフォーカスしています。
自分が乗っているRS8との違いは要所のカーボン積層の厚みでした。
RS8はシートクランプ部やヘッドチューブなど落車した時に負荷がかかる場所の積層が厚く指で弾くと厚い場所と薄い場所がはっ
きり分かります。
対してRS9はどの部分を弾いても殆ど薄い音が鳴ります。レースで勝つために無駄な肉をそげ落として、その分カーボンの強度が強められている印象でした。
いわゆる剛性の高さはRS9>RS6>Galliumとはっきり区別できました。
サイスポを振り返って
当日は強風で午後まで試乗が中止されたり著しくコースが制限されたりと大変でしたが、風が弱まると全面開放されて快適な試乗が出来ました。その分試乗車の回転が遅くなったため順番待ちが苦しかったです。
とはいえ、無料で公道を試乗し放題というのは中々に無いものでして、非常にお得なイベントだったと個人的には評価します。
県主催ということもあり、スポーツバイク未経験の一般人向け施策や、やや行政的な構成、アンケート施策などもありましたが、それを考慮しても参加するメリットの大きいイベントとも感じました。
また来年は試乗重視で行きたいですね。
個人的には「サイクルモード」よりもお得で収穫多しという評価
国内最大級のサイクルイベントといえば千葉県幕張メッセで行われる「サイクルモード」。
しかし年々フレームメーカーの出展が減っており、エンドユーザー向けイベントではなくなっています。
最も最新の製品にいち早く触れられる可能性があるイベントではありますが、お金を払って入場しなければならず、有名フレームメーカーのロードバイクもほとんど試乗できない現状があり、お得ではないです。
対してサイスポは無料入場で上記の通り有名メーカーのロードバイクを体力の続く限り試乗できるため、かなりお得感があります。試乗だけでなく各メーカーの製品にも触れられ、そのうえ購入もできますし。
サイクルモードは今後ビジネスユーザ向けに、サイスポはエンドユーザ向けになっていくでしょう。
自分は今後はサイスポのみの参加になると思いますね~。
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