Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
保温用ひよこ電球についてまとめ
秋の初めに今まで使ってたひよこ電球が寿命を迎えたので新しくひよこ電球を買ってきました。
文鳥をはじめとする小動物の保温器具の中で、ひよこ電球はもっとも初期投資の小さく効果を得られる選択肢だと言えます。本記事ではひよこ電球についてざっくりまとめます。
熱帯圏出身の文鳥は本来寒さが苦手
文鳥は熱帯圏出身の小鳥です。
長きに渡る日本での生活で気候に適応してはいるものの、羽毛の生え方が日本の雀や十姉妹と異なります。熱帯圏仕様のため寒さには本来弱いのです。そのため冬場は温めてあげたいところです。
関東圏でも文鳥は冬を越すことはまず無理だと思われます。(インコは定着してるけど)
ひよこ電球を運用するメリットとデメリット
【メリット】
- 初期投資額が比較的小さい
- ひよこ電球への距離によって暖かさが異なるので小鳥が自分で最適な場所取りができる
- 一般電球のように発光しないため文鳥の睡眠を妨げない
【デメリット】
- 比較的巨大で場所を取る
- 電球の寿命が短い(20W/2000時間程度)
- ある日突然稼働しなくなる
ひよこ電球は安価な保温器具ですが寿命があります。
概ね1シーズン~2シーズンで寿命を迎える印象です(24時間自動稼働の場合)。
自分の場合寒くなってから春までは自動で24時間稼働させています。
個人的には遠赤外線パネルを導入しても良いかなぁと考えてますが、なに分高価なので結局この冬もひよこ電球にしました。
ひよこ電球は「旭光電気工業(株)」製が圧倒的にオススメ。
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「マルカン」製ひよこ電球は安価だが圧倒的低品質
ひよこ電球は主に2つのメーカーが出しています。
このうち安価なのが「マルカン」製。
Amazonでは何故か高価ですが、定価ではアサヒ製ひよこ電球と比べて僅かに安価です。
自分も安さに釣られて何度か使用してきましたが、このメーカーのひよこ電球は寿命を全うしたことがありません。このメーカーのひよこ電球は中国製ということもあるのでしょうか、品質の安定性がありません。
1ヶ月、数週間で稼働しなくなることも多く、今までで最も悪いパターンで導入後2週間で動かなくなることもありました。原因は毎度電球内部のフィラメントの焼き切れです。
安物買いの銭失いになるのでオススメできません。
アサヒ製は国産かつ長寿命
こちらは歴史ある日本の企業で、製品も国産です。
肝心の品質も安定しており、しっかりと寿命を全うしてくれています。Amazonではかなり安く買えるので、ひよこ電球は絶対にこちらをオススメします。
ちなみに使用にはソケットカバーが必要ですが、マルカン製のものでも当電球は問題なく使えますよ。
アサヒ製ひよこ電球のスペックなど
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スペック(20W球)
- ガラス球仕上:皮膜加工
- 口金規格:26E
- 定格電圧:100V
- 定格消費電力:20W
- 定格寿命:2000時間
- 電気代:月130円(1日10時間稼働の場合)。
http://www.akaricenter.com/hakunetu/asahi-hiyoko-hoshitsu.htm
加熱されたガラス球に水がかかって割れるようなことがあっても飛散しないように皮膜処理されているのが良い点。ちなみに文鳥の水浴び後のブルブルで飛散した程度の水分程度で割れることはないので安心して下さい。
消費電力と出力について
396 × 297 × 415mmの鳥かごに使ってますが、20Wだとやや出力不足感。
鳥かご全体を暖めるというよりは文鳥が温まれるポイントを作ってあげるという役割です。
30Wか40Wの電球を使いたいですが、そうするとソケットカバーも買い換えないといけないし、何よりも巨大化して場所をとるので考えものです。
カバーソケットに取り付けて運用するとこんな感じ

文鳥が近寄りすぎてやけどしないようカバー付きソケットを使用してます。
これはマルカン製。昔に買ったものを使い続けてます(こちらは長持ち)。
マルカン製のソケットに旭製の電球って大丈夫なの?っていう疑問をよく見かけますが、ソケットは規格品なので全く問題なしです。

楓ちゃん先生は元気です。
この冬も暖かく乗り切りましょうね。
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