今日(6月1日)から、自転車の取り締まり強化
6月1日、ついに改正された新道交法の施行が開始されました。
早速、多くの自転車乗りが新しいルールの取り締まりにあっているようです。
新道交法に関しては突き詰めるとありとあらゆる方面からの情報を仕入れなくてはならず、めちゃくちゃ長い記事になるので、そこは割愛し、本記事では初日に思う個人的な意見や、対策などをまとめていきます。
なお、個人的には取り締まり強化には賛同しているという事を予め記させていただきます。
このことを念頭に置きつつ読んでいただければ幸いです。
都内では悪く言えば「見せしめ」レベルの厳重な取り締まりがされている模様
話題になってる道交法改正による自転車の悪質運転者罰則云々のニュース。さっきテレビで取り締まりの様子を取り上げていたんだけど、停止線を少し超えて停まっていた自転車に「ここまで来てるので信号無視」と切符切ってて容赦ねぇなぁと思いました… pic.twitter.com/L7NqlUwFAw
— 霧。 (@kirifurikogen) 2015, 6月 1
※当該ツイートはツイートしたご本人様から許可を取って掲載させていただきました
警察 「停止線を超えてるから、信号無視ね」
自転車乗り 「」
自動車の交通取り締まりでも「止まれ」の一時停止線をちょっと超えたから取り締まり、みたいなことは結構有りますが、自転車の取り締まりでも同じようにやっているらしいですね。
検問、待ちぶせ、白バイ、巡回。
様々な形で自転車の違法行為を取り締まっている模様です。
新ルールが浸透しきっていない今、悪く言えば警察はやりたい放題でしょう。
個人的には二段階右折と停止線の問題が気になっています。
法律は「悪者を罰する」のでは無く「法律を守らない者を罰する」
自分も以前は法律は正義の味方で悪を罰する者と考えていました。
しかし実際は法律を守っていなければ善悪問わずすべからく罰せられます。
交通事故等に巻き込まれた方なら、この意識のギャップは理解できるかと思います。
自分にどんなに正義があろうとも、法律は自分の味方とは限らない訳です。
つまり自分がいくらルールを守る善人であると自負していても、法律を守っていなければ罰せられます。
警察の前でライトの点灯を忘れていれば「無灯火」として処罰されます。
信号を守って停車しても停止線をオーバーしていれば「信号無視」として扱われます。
一見、理不尽極まりないように思われますが、それが法律なんですねぇ。
当然、ロードをはじめとしたスポーツ自転車はマーク対象になる
スポーツ自転車がマークされるのはしょうが無い。
さ
て、新道交法の取り締まり対象として、最もマークされるのは皆さんも予想の通り、ロードバイクをはじめとしたスポーツ自転車です。これまでもニュースなどで取り上げられてきたとおり、「スピードが出る」「前傾姿勢が危なそう」というイメージが一般にはあり、目立つゆえに交通法規違反も印象に残ってしまいます。
実際集団で信号無視を行うロード乗り集団も実在しますし、都内ではメッセンジャーがやりたい放題やってきたという事実があります。
マーフィーの法則
樽一杯のワインに一滴の泥水を入れればそれは樽一杯の泥水になるが、
樽一杯の泥水にワインを一滴入れてもそれは樽一杯の泥水である
と言うのは言い過ぎかもしれませんが、どの分野にもそういう輩は居るので、受け入れましょう。
警察はロードバイクとピストバイクの区別が付くのか注目している
さて、一般に、ロードバイクとピストバイクの区別が付く人は少ないのが実情です。
「ロードバイクが趣味です。」というと、「ブレーキちゃんとつけてる?」と返された経験が無いロード乗りは少ないのではないでしょうか。
わざとなのかそうでないのかは分かりませんが、報道によってノーブレーキ自転車問題が取り上げられる時、ロードバイクとピストバイクの区別を解説されるところを見たことがありません。
自転車に関心のない人にとって、ピストもロードも同じものに見えてしまうんですねぇ。
ピストバイクにノーブレーキはあり得ますが、ロードバイクには全てブレーキが付いているんですけど・・・。
で、これが警察ではどうなのか。非常に注目しています。
新法律が導入されるにあたって、取り締まりに当たる警察官は相応の教育を受けているはずです。
対象とするスポーツ自転車に関しても基本的な知識を学ばせているものと推測することが出来ます。
彼らがロードバイクとピストバイクの区別をつけれられるか否か。
これは今後のロードバイクの立場に関係する重要なファクターだと考えているので、その辺の情報をネットを中心に収集していきたいです。
とりあえずは、静観することが最善の手段
ルールを守っているつもりでも、上記写真のように停止線をオーバーしているからNG
というようなことまで取り締まりの対象になるとは想像がつかない人は多いでしょう。
自分も信号待ちの時、停止線を多少オーバーすることはありました。もし今日ロードバイクに乗って遠出し、警察の目に止まっていたら、思わぬ形で切符を切られていたかもしれません。
少なくとも1週間、自分はロードバイクに乗って遠出するのは控え静観する構えです。
報道を参考にする
新聞、TV番組を初めとした情報源を通して、OKとNGのラインを見極める必要はありそうです。
Twitterを始め、あらゆるネットソースを参照する
ネットソースは嘘捏造の宝庫でありながら、真実を話しやすい場所でもあります。
「嘘であるかもしれない」という事を念頭に置きつつ、様々な知識を頭に入れておくことで、適切な道交法遵守のありかたを自分の中で決めていく事が出来るはずです。
ネットの「荒れ」に首を突っ込まない
Twitterを始め、ネット多くの場所で「新道交法」について荒れる事が予想できる
初日から新道交法に関する論議や不平不満の嵐が巻き起こっています。
ふとした不満を呟いた事を発端に、様々な場所で炎上や水掛け論が発生することは容易に推測できます。
そういった場所に首を突っ込んでも嫌な思いをするだけ
法律に関してはモラルと慣習が交錯してくるところもあり、何より皆人間なので、不満が出るのは当然です。それを「ルールだから」とか「義務だから」、といくら理論を並び立てても馬の耳に念仏であり、時間と労力の無駄です。
徒に他人を刺激することは正しい啓発ではありません。
ルール意識を是正するのは一般人ではなく警察交通課に任せましょう。
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