
紅葉真っ盛りな2019年11月13日。
私も自転車はじめて5年目でようやく初挑戦です。
走行ルートや寄り道など交えてまとめます。霞ヶ浦一走行ルート概要
前日の深夜に「ツール・ド×かすいち」公式HPに紹介されている「かすいち140kmPlus」ルートを自分用に改良したものです。
実を言うと、当初は「ツール・ド×かすいち」に参加するつもりでした。当日は時間不足でDNFして普通のかすいちをしていますw。ツール・ド×かすいちのレポートは割愛。
かすいち140kmPlusの公式ルートは本来の整備された霞ヶ浦一周ルートからやや外れて一般道を走る区間が多かったんです。せっかくなら湖のすぐ側を走りたいと思いせっせと作りました。
かすいち140PlusのCPに立ち寄りながら、私個人が寄り道したいポイント、そして霞ヶ浦周辺で最も有名と思われる蓮光寺へ立ち寄るルートを作ってます。かすいち140Plusとは銘打ってますが、そのまま使える保存版ルートです。
ルートを作るにあたって参考にしたのは以下3つのサイト。
https://richlink.blogsys.jp/embed/23bcf53c-6514-3d96-910b-51b69a996a94https://richlink.blogsys.jp/embed/44fb9b36-6ea9-351e-a4ea-22b137530a30https://richlink.blogsys.jp/embed/51979b23-7ed7-3f36-aef1-029188cc3498
特に2番目のサイト、茨城県政策企画部 地域振興課が運営しているHPは見やすく質の優れた情報が豊富で良かったのでおすすめです。
ちなみに、純粋な霞ヶ浦一周の長さは約125km。
りんりんロードも合わせた完全走破コースは約180km。ちょっと秋冬では日没が早いため現実的ではありませんが、春夏なら楽しそう。

当日の装備
ボトル一本体制。
冬用ロングビブ、インナー一枚、冬用ジャケットの構成です。
冬用グローブを嵌めるのが嫌で、指ぬきグローブにしました。
ツール缶の中には予備チューブ一本を含むパンク修理キット一式。
サドルバッグ(オルトリーブL)中身
- 冬用グローブ
- フットカバー
- 鍵
- U字ロック
朝から走りに行く+霞ヶ浦の走行経験が無い、そもそも茨城の土地勘も少ないので霞ヶ浦周辺の気候が想像できませんでした。寄り道しすぎて日没後も走る可能性等も考慮してガチ耐寒装備をサドルバックに詰め込んでます。
調節用にウィンドブレーカーも持ってきているつもりだったのですが忘れてました。
走行レポート

気持ち良い朝だ。
スタート地点「かすみがうら市交流センター」までトランポ。
広い無料駐車場があります。
ここの「かすみキッチン」はとてもお洒落で美味しいものが食べられると評判のようで、事前にTwitterで複数の方から寄ったほうが良いとアドバイスされました。オープンは11時~16時(曜日によって異なる)なので、閉店までに寄れると良いのですが。
ちょうど午前8時から走り始めます。
私は早起きが苦手なのでこの時間ですが、得意な人は日の出に合わせて動けると時間にも余裕が生まれて良いと思います。この季節では日の入りが早く時間が足りません。

雲が多めの一日です。この日以外は前後合わせて快晴なのでちょっと悔しい。

想像してたよりずっと見晴らしが良くて、路面もめちゃくちゃ綺麗。
すっごく走りやすいです!
自転車と歩行者専用の道かと思ったら、車も普通に通れるようで、たまーに車に追い抜かれたりしますが、それを差し引いても物凄い快走路です。

霞ヶ浦湖畔周囲はレンコンの栽培が盛んで、今はちょうど収穫期みたい。
腰よりも深く水に浸りながら気の遠くなる収穫作業・・・!
うひゃー寒そう。
なんたって十字路や信号が殆ど無いんです。10数キロノンストップがリアルで出来るなんて素晴らしい。
霞ヶ浦総合公園
画像のモニュメントと風車が撮影スポットな公園。よく霞ヶ浦に行った記念で上がる記念写真で見ますね。
JR土浦駅からほど近い場所にあるので輪行で訪れた方はここを起点にされることが多いようです。
予科練平和記念館
霞ヶ浦総合公園から南下してしばらく。
近代的な建物があればそれはここ。屋外では特攻に使われた「回天」や、画像の零戦二一型が展示されていて無料で見ることが出来ますよ!www.yokaren-heiwa.jp予科練平和記念館HTTPS://WWW.YOKAREN-HEIWA.JP/INDEX.HTML予科練の紹介、予科練平和記念館の目的を紹介しています。予科練平和記念館のホームページです。
この機体はまだ飛べるのかな・・・?
艦これの影響か、カラーリングでひと目見たときは九九艦爆かなと思ったんですけど全然間違っていましたw。現代の戦闘機と比べると随分小さいです。
霞ヶ浦一周に戻ると遠くに筑波山?が。
雲間から青空が覗いたり、曇ったりと繰り返していますが、空気は澄んでいます。
補給 あらいやオートコーナー
Twitterにて「霞ヶ浦行くなら寄ったほうが良い所」で募集をかけた所、複数の方からおすすめされた場所です。
「レトロ自販機からお弁当が出てきて食べれる。」
ということしか前情報で知らなかったのですが、行ってみたら・・・あれ?閉まってる?
と、勘違いしてしまいましたが、飲料自販機の裏が店舗ですw。
店内に入ってみるとうわぁ・・・(嬉)。
私の知らない時代の自販機が現役で活躍していますw。(右端・左端の自販機は故障していましたが・・・)
で、これが例のお弁当が出てくる自販機・・。
ほ、本当にお金入れたら出てくるの・・・?とビビりながら小銭を入れます。おすすめのメニューまで把握してなかったので、素直にその時食べたかったヒレカツ弁当をポチり。350円!
”ぽすん”と軽い音ともに、本当に出てきた!緑色の包装紙に包まれたこれがお弁当ですね!
手にとってみると
「あったけぇ・・・命の温かみを感じる・・・!(飢えと寒さ)」
そして思いの外ずっしり重い。
お外に椅子とテーブルが設置されてるので、こちらでそのまま食べることにしました。お腹が空いた!早く食べたい!
・・・・・・・!!!!
きっちりしたお弁当!シンプルだけど、暖かくて具材もしっかりしてる!
お米もベッチャリして無くて美味しい!佃煮が美味しい!
ヒレカツの衣もサクサク感が残ってる上にウィンナーまでついてる!!
これはうまあじ。。。
量もあって、安く温かい食事が取りたいローディにぴったり。
雰囲気も合わせて、良いです!おすすめ。
あらいやオートコーナからは佐原町やあやめパークへ行くルートをカットして、引き続き霞ヶ浦一周コースを走ることにしました。
向こうまで行ってしまうと、霞ヶ浦一周を終える頃には真っ暗になってしまうので、それは避けたかったのです。

天王崎公園
海のような霞ヶ浦の側にある静かな公園。
デイキャンパーもいましたw。晴れてればもっと良かったろうなぁ。

補給Ⅱ しおみ食堂
しおみ食堂
まだ昼食をとったばかりだったのに、また昼食です(^_^;)。
春日浦周辺ってイメージよりもずっと食べる所が少ない感じがします。
しおみ食堂はそんな飢えたサイクリストに嬉しい山盛りのメニューを提供してくれるお店としてTwitterを介してオススメされたので参りました!(すでにお腹いっぱい)

何を頼むかはすごーく迷いました。
日替わりサービスメニューに一般メニュー合わせて20品~あると思います。つい先程ヒレカツ弁当食べたから、豚以外の方が良いかな?カレーにしようかな?いやこの川エビ天ぷら定食も・・・という具合に。
結局、かつ煮定食を注文。しばらく待ちましたがこれまた上等な食事が・・・!
サービス品のアジフライを一口食べると・・・うまぁ!!サクサクの衣に分厚いアジの身。スーパーのアジフライしか食べない私には驚きのクオリティ。こんなうまいアジフライ初めて食べたかもw。
カツ煮も濃い目の味でご飯がすすむ。サクサク感を残しつつヒタヒタになった衣が美味しいんじゃ。。。ご飯もデフォルトで大盛りなのでありがたいです。物凄いカロリーとタンパク質を補給できました。
正直眼前に定食が運ばれたときは完食出来ないんじゃないかと思いましたが、無事食べきりました。最後まで美味しく!
次来たときは川エビ天ぷら定食にしよう!。

西蓮寺
画像の大イチョウが紅葉すると県内でも有名な観光スポット化するのですが、ご覧の通りまだ緑緑してて閑散としてましたw。
霞ヶ浦周辺は桜の木が多いので、秋シーズンであっても紅葉は見れないと割り切ってしまったほうが良いと思います。この蓮光寺のイチョウだけは、紅葉したらそれは立派だと思うので、秋シーズンは事前に紅葉情報を調べましょうねw。
”https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/sairenji.html”
霞ヶ浦道の駅
当日は工事中でしたが営業してました。
サイクルラックもきちんとあってサイクリストフレンドリーですね。
ここではなんと「なめパックン(ナマズのハンバーガー)」が食べられるそうで。
後半ラストの補給食代わりにテイクアウトしてこうかな!

まぁ・・・こういうこともあるよね。

道の駅なのでもちろん農産物直売所があるんですが、ここはすごく淡水産物が多く直売されていました。鯉、ナマズ、川エビ、しじみ、ワカサギなどなど・・・。霞ヶ浦の特徴を捉えたラインナップですねw。
でも私、鯉とかは食べるのちょっと勇気いるなぁ(笑)。
ラスト30km
道の駅たまつくりを出ると、いよいよカスイチも終盤です。霞ヶ浦大橋をショートカットせず北上します。距離にするとあと30km程度?かな。

途中落ち着けそうな砂浜にたどり着いたので最後の休憩。

砂浜にRS8を立てて写真撮影タイム
地元の少年たちが石を投げて遊びつつ
「さっきからあの人なにやってんの・・・?(ヒソヒソ」
あー聞こえない聞こえない

広い湖と広い空。心地よい情報量。
自転車乗ってるとこういうところに沢山来れるから良い。

まさかの雨に降られながらのゴール
写真を撮ってた一時間前まで青空が頭上にあったのに、急激に雲行きが悪くなって雨に降られましたw。通り雨でなく本降りです。
不幸中の幸いか、気温が低くなく、距離も残す所20km程度だったので、服の内側までびしょ濡れになる前にゴールできました。

起点・ゴールのかすみキッチンです。凍える前に無事帰ってこれた!
約139kmの旅路となりました。
朝8時にここを出て、今が16時半なので、約8時間半のライドでした。暗くなる前に戻ってこれてよかった。判断が吉と出てよかったです。
ド平坦が長距離続くコースってのは途中で時間と景色の変化が鈍く感じられがちなのですが、 最初から最後まで退屈しませんでした。
日がもうちょっと長ければもっと寄り道できたんですが、こればっかりは仕方ない。ちなみにかすみキッチンは営業時間を終えてしまって、食事にありつけませんでした。。。残念。・゚・(ノ∀`)・゚・。

霞ヶ浦は想像以上の快走路だと思う!
霞ヶ浦一周を終えて思うのはまさにこの一言。
荒川CRや利根川CRが快走路だと思っていた自分が井の中の蛙だと思うほど霞ヶ浦は走りやすかったです。

10数キロ信号なし+交差点なしで見通しの良い道をひたすら集中して走れるのです。気持ちよくないわけがありません。
その上路面も整っていて、道に迷わないよう目印が至るところに設置してありましたから、最後まで走りやすかったですね。
思っていた以上に良いところでした。
次は「りんりんロード」も含めて、また遊びに行きたいと思います!
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