Zwift中にant+やBluetooth信号が途切れる問題の原因と対策

この記事は約8分で読めます。
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Zwift中に急に心拍数やケイデンス、パワー値のどれか、又は全てが一時的にゼロになることはありませんか?
いわゆるパワーロスト、通信障害、接続不良、通信が切れるといったこの問題に私も直面しました。

パワーロストでやる気も競争心も折れる。。。

Zwiftの機能には、知り合いとZwift上で集まりレースやトレーニングをすることが出来るミートアップというものがあります。
これに参加するようになって本気でローラを回す機会を得ることができたのですが、競い合っている中ペダルを回しているのにも関わらず突如パワー値が0を示し、画面上の自分がちぎれていきました。
心がポッキリと折れてしまいます。。。

信号が途絶する時間は数秒程度なのですが、頻発し、頑張って遅れを取り戻してもまたパワーロスト・・・なんてことが続きます。

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画像はそのような現象が起こったZwiftの走行結果を示したものです。
・色付きグラフがパワー
・赤色の折れ線グラフが心拍数

 よく見るとどちらのグラフも急に0の値を踏んでいるのがわかりますね。
5箇所以上パワーロスト、7回くらい心停止してますw。

せっかく一生懸命トレーニングやレースをしていてもこれではやる気が折れてしまいますよ。

通信障害の原因を探る

一体何がこの問題の原因なんだろう。
PCの問題?受信機?ローラー側?単なる電池切れ?

ググってみると私と同じように苦しみの連鎖を断ち切ろうと奮闘してる方が沢山。
私だけじゃなかったと安心w。

問題として沢山報告が上がってるなら公式も認知しているだろうということで、
Zwift公式のサポートページを参照することにしました。



ぶっちゃけ個人が試行錯誤してこうではないかと類推した原因を当てにするより、公式の見解の方が適切なテストを経ての結果でしょうから信用できます。

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Zwiftのサポートは執筆時現在で英語、ドイツ語、フランス語の3ヶ国語にしか対応してません。
英語が読めないとしんどいですね。

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サポートページトップから「Cycling」を選択し「Toroubleshooting for Cycling」グループの「BLE vs ANT+ interference Troubleshooting Tips」を参照します。最終更新日がしっかりと表記されてて随時最新の情報が手に入ります。

記事冒頭の書き出しはこんな感じ。
『パワーが0になったりする場合、Zwiftが全データパケットをBLEまたはAnt+経由で受信できてないと思われるよ。他の無線信号と同様、BLEとAnt+は2.4GHz周波数で動作しているから、干渉を受ける可能性がある。このBLEやAnt+の信号途絶は、そもそもZwift側でどうこう出来る問題じゃなくてユーザー側の問題だからね。でも、Zwift運営は優しいから一般的な原因と解決策をまとめたよ。』

ですって⸜(´ ˘ `∗)⸝。

このページの表にまとめられている情報がアテになりそうです。
リンク切れのことも考えて、キャプチャしたものを下記に貼っておきますね。

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これを一個ずつざっくり翻訳して書き出します。
皆さんの助けになりそうなものは太字にして示しますね。

■Zwift companionアプリのエラー

コンパニオンアプリがエラー吐いてませんか?
→キャッシュのクリアを行って

■物理的距離の問題

レシーバーと各種センサー間の距離は3フィート(約1m)以内に収めることを強く推奨
レシーバーとセンサーの距離は近いほどよい
USB延長ケーブルを使うのが簡単でおすすめです。

■電池切れ

センサーの電池切れてない?

■電波干渉

あらゆる無線信号や電磁波による干渉

・Bluetoothヘッドフォン、スピーカー等
・Wifiルーターによる干渉
 →可能ならルーターのチャンネルをローエンドの固定チャンネルに設定して干渉を避けて。
・電子レンジ
 →電子レンジ稼働中は電波乱れる
・衛星通信
・電源
 →電磁波発生ポイント
・コードレスフォン
・ワイヤレスビデオトランスミッター(chromeCastとか)
・特定の外部モニターとLCDディスプレイ
・電源やPCに繋げられたあらゆるデバイス
電磁波シールドが施されていないケーブル
・その他親機から子機に送信される全ての無線信号

■扇風機(Fan)

扇風機やサーキュレーターは周囲の信号をブロックする電磁場を生み出す
扇風機がコンピューターとセンサーの一直線上にならないよう配置してね!

■PC周辺機器による干渉

ワイヤレスマウス、キーボード等の送受信機による干渉

■接続が甘くなってないか

→しっかりと受信機をUSBポートに嵌めろ

■USBポートへの電力供給不足

Ant+ドングルは500mAで適切に動作するが、しばしば100mAしか供給しないUSBポートが存在する。
PC自作erにありがちな問題か。

■物理的障害

受信機とセンサーの一直線上に遮蔽物があると、信号途絶が起こる。

■ハードウェアの故障物理的距離の問題

(以上を解決しても駄目なら)そもそもお前のセンサーかドングルがぶっ壊れてるんじゃねぇか?

以上。

この一覧を読んでみると、無線信号を飛ばすものは勿論、通電するものは全て電波干渉の原因となりうることが分かりますこの問題はPC直挿しだとよく頻発すると言われているのも、PC本体や各種ケーブルから発生する電磁波による干渉が要因の一つになってるっぽい。

地味に電子レンジや扇風機が電磁場による信号ブロックを起こすという事実が寝耳に水だった。確かに、スマホで動画など大容量ファイルをダウンロード中に扇風機の近くに置いてみると、通信速度が著しく落ちますねぇ!

電磁波といえばケーブルの問題。
安物だとシールドが甘い、または施されていないため、干渉を受けやすくなるということです。100均の延長ケーブルでは多分駄目

また物理的な障害も信号の途絶につながるということで、大きい物体の存在が通信の邪魔になってるかもしれない。最後にドングルと各種センサーとの距離を3フィート以内に収めることが推奨されているのはここを読んで初めて知りました。

自身の通信環境を確認してみる

では、以上の情報を踏まえて、Zwift環境を確認してみよう。

 

改善前の環境はこんな感じでした。

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・ドングルはデスクトップPCの前面USBポートに直挿し
・直近USBポートには何かしらUSB機器やケーブルを刺してる
・ローラー本体とドングルの直線距離は3m近く
・ケイデンスや心拍センサーとの距離も2m近く
・ローラー本体とドングルの直線上にPCチェアがある
・ドングルの割と近くにサーキュレーター(扇風機)配置

(電波障害の原因を知ると)うわぁとなる環境ですw。
物理的な距離の問題、遮蔽物の存在、PC本体&USBポート&扇風機からの干渉などなど・・・。
原因は山程ありました。

対策する

干渉対策を施された延長ケーブルの導入

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簡潔で、効果が高く確実性の高い改善策として
干渉対策をしっかりと施されたUSB延長ケーブルを導入する
これが第一になると思います。

干渉対策としては
・金メッキコネクタ
 → 帯域幅の少ない損失で信号を維持し電磁気、および無線周波数の信号ノイズを防ぐ
・シールド処理
 → ケーブルを多重シールドする。

これを満たすものとしてAmazonベーシック USB3.0延長ケーブルを購入しました。

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USB3.0に対応し、金メッキコネクタ&多重シールドを採用しています。
価格は2mで800円に至らずとリーズナブルでした。

これより安い製品もたくさんありますが、どこまで信用できるかです。

AmazonBasic USB3.0延長ケーブルについて

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第一印象としてケーブルがすごく太い。です。
画像上側が一般的なUSBケーブル。下が購入したAmazonの延長ケーブル。
多重シールド処理の結果でしょうか、ミミズ並の太さで一般の2倍以上の太さです。

安物は細く、割合高価なものは太いってなんか時代に逆行してる感じが否めません。
美観も良くないのでうーんって感じですがこれで通信障害がなくなるならOK。

長さは2mか3mならば要件をクリアできそう。
購入前にメジャーで必要な長さを測っておきましょうね。

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プラグ部分はメッキ処理で金ピカです。
抜き差しによる摩耗も軽減するそうです。

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改善後はドングルを延長ケーブルに繋いで、ローラ本体との距離を1m以内に収まるよう近づけました。写真のように適当に平起きしてますが問題は起こってません。

扇風機の配置を変える

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サーキュレーターを扇風機代わりにしてます。
ローラー時は正面から風が当たるように配置していたのですが、これではドングルが電磁場の影響を受ける可能性があるということで配置を変え、ドングルとの距離を離しました。

業務用扇風機を使ってる方は注目しても良い項目かもですね。

ただ干渉対策USB延長ケーブルを導入すれば、もしかするとあとは些細な事かもしれません。
なんだか扇風機が生み出す電磁場が信号をかき乱すなんて、事実でもオカルティックに感じます。

遮蔽物を回避

ドングルと各種センサーの間にPCチェアがありましたが、延長ケーブルで回避しました。

改善後、パワーロストや信号途絶が起きていない

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対策後、20分前後でZwitトレーニングを行っていますが今の所信号途絶が起こっていません。きちんと連続してデータを刻み続けてます。

心停止したりパワーが0になることが無くてとても気持ち良いです。
今後また問題が起こるようなら、改めて対策して記事にできればと思います。

まとめとして
Zwift中の信号が途切れる問題は

・ドングルとセンサーの物理的距離が大きい
・干渉対策を行っていない
・信号を干渉する家電製品等が近くにある

この3つを改善すれば良さそうです。
そして最も有効打となるものが干渉対策されたUSB延長ケーブルの導入ですね。

wifiルーターの設定や家電の配置等は、延長ケーブルの導入後でもパワーロストが頻発する場合に検討すれば良いと思います。

この記事が誰かのお役に立ちますように。

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楓鈴
この記事を書いた人

夜眠れず朝起きられない呪いを背負うサイクリストです🎐。
自然豊かで人が少ない、静かな所を走るのが好きです。
ANCHOR RS8 に乗ってます。EMU所属

他者との闘争心は人一倍ありませんが、自分への挑戦ということで時々頑張るためにヒルクライベントにも参加しています。
・2021年 富士ヒルブロンズ(88分)
・2021年 ハルヒル単独56分台(自主開催)

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