早起きに失敗しました。
本当は5時頃起きて埼玉県の奥秩父で紅葉狩りライドを計画していたのですが…、実際に起きたのは正午頃。
失敗した…この時間ではどこも遠出できない。と落ち込むのですが、塞ぎ込んでしまってはせっかくの休日が勿体ない。こんな日は手近で景色の良い山にでも登りましょう。
埼玉県ときがわ町の「弓立山」に登り、山頂から秋の夜景を楽しんできました。
弓立山
埼玉県 ときがわ町の東にある低山。標高427m。元々頂上付近はパラグライダーの滑走場だったそうで今はその痕跡だけが残っています。
山奥ではなく人里のすぐ横に位置するのでアクセスしやすく、標高も低い。そして頂上からの景色がとても良いので、初心者が一人で挑戦する埼玉県のヒルクライムスポットの一つかなと思っています。
僕が知る限り埼玉県で一番アクセスが簡単な”山”だと思います。
サイクリングロードからも実現可能なアクセス。
荒川CRの「榎本牧場」付近から弓立山近くのコンビニを目的地とすると、このようなルートが快走しやすくおすすめです(諸説あり)。都市部から荒川CRで北上して弓立山にチャレンジもアリですよ。
旅の記録
荒川CRから弓立山近くまでノンストップ

午後14時頃、荒川CRの横断からスタート。
グロス仕上げのカーボンステムが絶妙に浮いてしまってていまいち気に入ってません。このフレームにはノーマルタイプでマット塗装のステムが合いそうですね。
コンビニ着:補給食マイブームは赤飯

弓立山麓近くにあるコンビニに1時間位で到着。夕方15時過ぎですでに日は傾き切って暖かさを感じません。
最近補給食として赤飯がマイブームです。
食べやすい、腹持ちする。カロリー高め、塩分も補給できる。中々優秀ですよね。餅米の美味しさが晩秋の夕方で冷えた身に沁みます。
弓立山ヒルクライムはここから

弓立山山頂へアクセスする入り口はいくつがありますが一番メジャーなのが下記セグメントのルートで北東側からのアクセスになると思います。
ちょうど二つの道の合流地点です。分かりやすい道標が少ないですが、右手のルートに入ると急に登りになるので直感的に掴めるかと思います。
弓立山のルートセグメント

距離にして3km以下と、短めです。獲得標高が200m弱、なのでこうしてみると大して登らないんですよね。
でも勾配が平均7.5%台と高めで休めるポイントも特に無いので、実際に走ってみると体感的には長く感じられます。
ゴール・山頂へ

心拍数 | 心拍数 | パワー | 平均上昇速度 | タイム |
11.2km/時 | 173bpm | 229W パワーメーター | 886.0 | 13:05 |
一応今までで一番良いタイムで完走できました。パワーメーターを搭載してから急登で踏みすぎるということが少なくなり、ペース維持がとても楽になったと実感しています。
道道はこのゲートで行き止まりですが、弓立山は山頂までアクセスすることができます。行き方は複数あるのですが諸説あるためここでは不問とします。一般的にはこの道路をほんの少し下ったところにある登山道を徒歩で登ることになります。
山頂は日没直前。せっかくなので夜景を観ることに。

元々パラグライダー滑走場ということで、山頂は綺麗に開けていて、下草は定期的に整備されています。滑走場としての機能は失われ、知る人ぞ知るスポットですが、この日も家族連れと登山者が先客として景色を眺めていました。

山頂からの景色は相変わらず素晴らしいの一言。遠くの群馬県赤城山系や北アルプス、南は東京スカイツリーまでもはっきり見渡せます。眼下にはときがわ町や東松山方面が広がります。

日没時刻を過ぎてマジックアワー。元々明るいうちに帰ろう位の気持ちだったんですが、どうせそれも叶わない時間帯なので夜景を見てから帰ることにしました。

こんな事もあろうかと、山頂で紅茶キットを持ってきていたのだ。紅茶を淹れて寒さを凌ぎます。丁度この日は冷え込みがきつく、気温は実測値で10℃を下回っていてだいぶ冷えました。。。
弓立山からの夜景

空気が澄んで月明かりが凄く明るい。東京方面は良い夜景が浮かび上がってきました。

人が居ない、静かで最高の夜景を独り占めです。

弓立山の頂上碑にロードバイクを立て掛けて記念撮影。
時刻は17時半頃ですが、あたりは真っ暗です。

こんなに素晴らしい夜景を撮れるならちゃんとしたカメラを持ってくればよかった
この後、寒さで鼻水を啜りながらお家にまっすぐ帰りました。もう冬です。
下山は短いですが、灯りが少ないので、十分明るいライトを装備してくださいね。