
Canon EOS 50D Sigma AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
PARKTOOL CM-5.2 サイクロンでチェーン洗浄
ANCHOR RS8 EPSEを納車して約一週間。
140km以上走行したチェーン(CN-H600)には、砂粒や汚れが蓄積してきました。
単純な汚れ具合からする砂粒だけ払ってまだ使い続ける選択肢もありますが、自分が用意したオイルを早く使いたいという気持ちが強く、またチェーンに予め封入されているオイルは大きい砂粒が付くほど粘性の高いオイルなのでとっとと取っ払いたい。
そんなわけで、チェーンクリーナー定番PARKTOOL CM-5.2 サイクロンでチェーン洗浄を行いました。
用意したもの

AZケミカルやパークツールのチェーンクリーナー等個別のアイテムに対するレビューはまた別の機会に。
- 紙ウェス
- 布ウェス(レーヨン系)←レーヨン系は良くない
- 極薄ビニル手袋
- パークツール CM-5.2 サイクロン(チェーンクリーナー)
- ブラシ
- AZ Blcc-005 クイックゾル(ディグリーザー)
- フィニッシュライン バイクウォッシュ
- AZ Blcc-004 ロードレースSP(チェーンオイル)
- 新聞紙
ウェスは布系だけあれば基本的に事足ります。
しかし自分はちょっと拭き取りたいところがあるときに紙ウェスを使ったりします。
極薄ビニル手袋は手を汚さずに作業の妨げにならないので作業には大変オススメです。ケミカル類から手を保護するので手荒れをしないのもポイントです。
フィニッシュラインのバイクウォッシュはリムやフレームにオイルなどが飛び散った時の拭きとり用です。
新聞紙はフレームやリムをケミカル類から保護するのに使います。
⇒【ロードバイク】AZ Blc-004 ロードレースSP レビュー
⇒【ロードバイク】AZ クイックゾル Blcc-005 徹底レビュー
作業工程

2.CM-5.2 サイクロンにAZ Blcc-005 クイックゾルを充填しペダルを逆回転させてチェーンを洗浄します。
回転数50回位。1回目は溶剤がすぐ汚れます。汚れたら溶剤を捨てるのが吉。
ギアはインナー・ローギアにセットしておきましょう。
特にアウターだと作業中にチェーンが落ちることがよくあります。


4.ディグリーザーを捨て、次は水をサイクロンに充填して洗浄作業を行います。水を用いることで溶剤の消費を抑えつつしっかりと汚れを落とすことが出来ます。
気が済むまでひたすらペダルを回します。

5.だいぶ綺麗になりました

6.仕上げに再度AZ Blcc-005 クイックゾルを充填して洗浄します。3回目の洗浄作業でほとんどの汚れが落とせます。AZ Blcc-005には防塵剤が含まれているのでチェーンの洗浄はこれで終わりです。
汚れがひどい場合やもっと綺麗にしたい場合は2~4の手順を繰り返します。
サイクロンにこびりついた汚れは作業後、一般の中性洗剤を使って綺麗にします。

7.余り汚れていないスプロケットはブラシでゴミを払うだけにします。ディレイラープーリーも同様に。
汚れがひどい場合はパーツクリーナーを吹きかけてからブラシがけ、あるいはウェスを使った拭き取りを行います。


8.< /b>綺麗になりました。


9.AZ Blc-004 ロードレースSPをチェーン一コマずつに注します。オイルはスプレー式とコマ注し式の二種類がありますが、コマ注し式の方が無駄が少なく経済的でオススメです。
最後に余分なオイルやリムに飛び散った汚れをウェスを拭き取り、全工程完了です。
⇒【ロードバイク】AZ Blc-004 ロードレースSP レビュー
まとめ

今回の洗浄に用いた時間はおおよそ40分位。
風が強い中、写真を撮りながら行ったのでやや時間を食ってますが、普通なら20~30分位で出来ます。
従来のチェーン洗浄はチェーンを取り外して灯油の入ったボトルに入れてシャカシャカするといった方法や、パーツクリーナーを吹きかけてウェスでゴシゴシといった方法が取られてきました。しかし現在はCM-5.2サイクロンなどチェーンクリーナを用いた洗浄方法が一般的になりつつあります。
- 手を汚しにくい
- 面倒な手間が従来より少ないため効率的
- よく汚れが取れる
ここが駄目→価格が高すぎ
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