Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
ぶっ壊れたSTIレバーを取り外して分解する
落車して右STIレバーぶっ壊した
⇒【ロードバイク】落車→右STIレバーが真二つに損壊:前編
さて、真二つに破断させてしまったSTIレバーは修復するより新品を買ったほうが総合的にみて安くつくため、新品をポッチってしまいました。
新しい製品が届くまではロードバイクも乗れないし、まずは壊れたSTIレバーを取り外し、分解することに。
本記事ではバーテープの取り外しからSTIレバー(ST-5800)の分解までまとめていきます。
分解作業の順序まとめ・参考資料・工具
- バーテープの取り外し
- ブレーキワイヤーの取り外し
- STIレバークランプの取り外し
- STIブラケット分解
- シフトワイヤーの取り外し
- 整理
分解にあたっての参考にした資料
作業に用いた工具
- PWTワイヤープライヤー
- PWTワイヤーカッター
- PWTアーレンキー
- PWTトルクレンチ
- 適当なマイナスドライバー
- 適当なプラスドライバー
- 適当なペンチ
※トルクレンチは未使用
分解・取り外し作業
バーテープ取り外し
STIレバーやワイヤー類を取り外すためにバーテープを取り外さなければなりません。
ANCHOR RS8 EPSEに標準装備されたバーテープはエンボス加工でグリップもクッション性も良くて気に入ってました。まだまだ使用できるのに取り外すのは勿体無いですが仕方ないです。
バーテープを取り外すためにエンドキャップを取り外しました。
このエンドキャップはゴムをネジとワッシャーでバーテープを固定するタイプ。
エンドキャップにはゴムを使うタイプとプラ素材のみで固定するタイプの2種類ありますけど、ゴムを使うタイプは無駄に思いだけのような気がしますが他になんかメリットあるんですかね?
再利用するつもりはなかったので適当に取り外しちゃいました。
バーテープを取り外したハンドルの姿がこちら。
やはりM101Fは別体組でした。。。いかにも低コスト品ですねw。
本来ならSTIレバー買うお金でハンドルやステム買ったんやで・・・。
⇒【ロードバイク】ハンドル:ANCHOR-NITTO M101Fについて
2.ブレーキワイヤーの取り外し
右STIレバーに繋がってるワイヤーを取り外します。
プライヤーでワイヤーを固定してエンドキャップをペンチで取り外します。
ワイヤーを取り替えるならワイヤーカッターで切ってしまって問題ありません。
予算がないのでブレーキワイヤーは再利用することにしたんです・・・(涙
エンドキャップを取り外したらネームプレートを取り外したSTIレバーからワイヤーを抜き取ります。
ワイヤーが取り外したとともにSTIレバー前半部が落ちましたw。
完全に真二つに破断していたのでブレーキワイヤーによって首の皮一枚つながっていたためです。
STIレバー前半部は型番「Y01F98010」で、この部分を単品で買うと5000円くらいします。
使えるスモールパーツは全て保存して、次回なんかあった時のための予備にします。
3.STIレバークランプの取り外し
レバー部が落ち、ブラケットカバーを取り外し哀れなST-5800くん。
アーレンキーでクランプを緩めハンドルから取り外します。
クランプ固定ボルトを完全に緩めるとクランプと分離します。
まだシフトワイヤーをリアディレイラーから取り外し、シフトワイヤーごとブラケットを取り外しました。
本来ならシフトワイヤーを外してからブラケットを取り外しますが、このようにシフトワイヤーの先端部がSTIレバーの奥に巻き込まれているので抜き取れないんです。
4.STIブラケットの分解
シフトレバーが生きていればリアをトップギアにすることでワイヤーエンドが側面に出てくるんですが、レバーは死んでるので分解して取り外す必要があります。
ブラケット下部(シマノスモールパーツ:Y01F98080)を分解します。
プラスドライバーで写真中央部のネジを外せば容易に解体できます。
5.シフトワイヤーの取り外し
ネジを取り外すとこんな感じに。
シフトワイヤーのタイコが露出しました。
ここを引っ張ってシフトワイヤーを完全に取り出します。
シフトワイヤーはボロボロなので再利用しません。
6.整理
とりはずした全ての部品を整理してみました。
失くしやすい小さなネジ等の部品はマグネットトレーを用いるのがおすすめです。
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ワイヤーはほつれた先端部をワイヤーカッターで接着剤で固定しました。
STIレバーST-5800をほぼ完全に分解しました。
ブラケット部以外は全て生きていたので、予備パーツとして保管します。
また新しく購入したSTIレバーにはこの古いパーツを幾つか載せ替えるつもりです。
復元作業も試みたけどダメだった
部品を整理して何がダメになっていて何処が大丈夫なのかを見極め。
歪んだ部品を矯正し復元を試みました。
結果として手で押さえればシフティングも全て可能なレベルにまで復元できました。
ただし、前回の記事でも記した通り、ブラケット前後半をつなぐボルトのネジ穴が完全に破断しており、接着剤での補修は困難、また使用中は危険が伴うため、諦めました。
哀れなANCHOR RS8 mdl 2.3くん
片側だけひん剥かれてなんか可愛そうな感じになった。
新しいSTIレバーやワイヤー類が揃うまでしばらく我慢してね。
しかし今回のST-5800の分解作業はSTIレバーの仕組みを知る上でもものすごく勉強になりました。
こうやって壊しながらメカニックを覚えていくんやな・・・・・。
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