この記事は2018年5月23日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

2018年 第6回榛名山ヒルクライム(ハルヒル) レポート【走行編】

走行記録

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2018年5月20日、「第6回榛名山ヒルクライムin高崎」通称ハルヒルに参加してきました。
参加した皆さん、お疲れ様でした。

私はこれで4回目の参加になります。
そして今回、悲願である「1時間切り」を成し遂げることが出来ました。
タイムは55分46秒です

ハルヒルレポートについては書きたいことが沢山あるので、
テーマ毎に記事を分けて連投したいと思います。

本記事はメインであるヒルクライムについて特化して記述します。
不要な情報は極力省いて、別記事にまとめますね。

振り返りと備忘録を兼ねて、出来るだけ詳細に書きます。

前日

宿泊先は前橋、なれど「ロードバイク持ち込み可」

自宅から輪行して14時半に高崎駅へ。
受付を済ませた後ホテルにチェックインします。

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宿は高崎駅から15kmは離れた前橋駅付近になりました。
意図的に前橋駅にしたのではなく、宿をとるのが遅すぎてそこしか取れなかっただけですw。

それでもこのホテルはローディに優しく、自転車を直接持ち込んで良い所でした。
折りたたみ、運搬、組み立ての時間が省かれるので大変助かりました。

夕食

夕食は一人であればそこら辺の牛丼屋さんでさっさっと済ませてすぐ寝るつもりでした。
が、嬉しいことに3月末にハルヒル試走でご一緒したぞうじるしさんに食事に誘っていただき、お言葉に甘えさせてもらいました。

⇒ ハルヒル試走・榛名山満喫ライド(榛名山ヒルクライム試走) 60km

食事をご一緒したのは19時頃。
鶏肉、刺し身、サワー2杯、焼きおにぎり等など

かなりお腹いっぱいごちそうになってしまいました。

ハルヒルのことがどうでも良くなるくらい楽しいひと時でありました。

就寝

ホテルに戻ったのが21時半頃。
風呂に入り、荷物の整理、受付でもらった物の選別、センサーの取付などを行い22時過ぎ。
当日寝坊して飛び起きても服を着ればすぐ部屋を飛び出せるようにしました。

●サプリメント飲みました

横になってスマホを弄り、就寝時間は23時頃

ハルヒル当日

シャトルバスに乗るため前橋から高崎駅へ猛ダッシュ

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高崎駅から会場まで出るシャトルバス(3:30~4:00乗り込み)に乗るため
2:45頃起床。よって睡眠時間は3時間半程度
しかし十分寝れた感覚がありました。

ストレッチなどをしていたら出発が遅れ、慌ててチェックアウト(3:15頃)
ロードバイクに乗って大急ぎで高崎へ。

時間的に間に合うと踏んでいましたが中々思うように進めず、
最終的には起き抜けで90%HRRになるくらい強度を上げて走らねばなりませんでした

予定の4時を過ぎ、このままでは高崎駅から会場へ自走することになると追い詰められましたが、普通に間に合いました(バスがまだまだあった)。

徒労でしたが、結果的にとても良いウォーミングアップになったようです。

バスでの過ごし方

コンビニで購入した
・おにぎり2個(たらこ・鮭)
・水2L
を朝食にしました。

昨晩採ったサプリメントをもう一式とりました。

残りの時間は音楽を聞きながら寝て過ごしました

出走までの過ごし方

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多くの方がグラウンドで待機する中、いつもの場所に避難。
日向と木陰が両方あって、椅子もあるのでとても過ごしやすい。

今朝は寒かったので、出走直前までウィンドブレーカーを着て保温しました。

ボトルに持参した

を水で溶かして特製ドリンクを作成しました。

ストレッチ徹底。
穴場のトイレを発見し用を足してまたストレッチ。

残りの時間はTwitterで知り合った方々との挨拶。
緊張で固まった心がいい感じに解れてとても良かった。

この時お会いしたながもんさんに
榛名神社までに40分を切ることができれば1時間切りいける
と教わり、これを具体的な目標に据えました。

出走

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挨拶と会話にかまけていたら本来自分が出るべきウェーブに乗り遅れ。
第八ウェーブでスタート地点へ。

途中ダメ押しのトイレで更に出走遅れ、第9ウェーブでスタート。

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ハルヒルの勾配データはこんな感じ。
ダウンロード

スタート~初心者コースゴール

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スタートからしばらくは勾配は比較的ラクな方。
中室田小学校あたりから病院を登りきるまでは勾配がキツめ
そこから右折してから勾配がかなり緩めになるので、ペースアップ。

スタート直後で人が多いので、自分と同じペースの人をなんとか見つけて後ろにつきたい。
幸いすぐ自分より少し早めの人の後ろに付けたので、後は自分の心拍と相談しながらペースを維持。

下りではぐっと加速してタイムを稼ぎました。

初心者コースゴール~榛名神社大鳥居

上に行けば行くほど勾配がキツめになっていくイメージ。
山林部に入るので日差しが当たらない分涼しくはあります。

短いダンシングをちょこちょこ挟んでふくらはぎを休めつつ、下りでは加速しました。

また先が見えず、残り何キロ走ればいいか分からなくなってくる区間でもあります。
後述する自分用のハルヒルマップを参照し、神社までの距離を把握。

なんとか目標の40分を切れるようスピードを維持しました。

神社大鳥居は38分と少々で通過できた記憶があります。

榛名神社大鳥居~榛名湖ゴール

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皆さんご存知、大鳥居をくぐってからが地獄。

大鳥居をくぐってすぐに、風除けになってくれた方はペースを上げて先に行ってしまったので、此処から先は単独で登り続けることになりました。

大鳥居をくぐって少し進むと激坂区間があるので、休みました。
大鳥居までかなり力を使った気がするので一度心拍数を下げたかったです。

激坂区間を一度越えたら再びがんばります。
1時間切りをする上で、神社までに40分切れたので、残り20分を使うことが出来ます。
神社からゴールまでの3kmに20分使えるというのは心理的な余裕を作ってくれました。

しかし、この辺りから両脚ふくらはぎが攣りかけました。
呼吸は大丈夫ですが、足の筋肉がついてこれていない状態でした。
攣ったら終わりなので、ダンシングでふくらはぎを休ませつつ騙し騙し進みました。

男根岩が見えてからがいよいよラストスパートなので、心の準備を行い
ラストスプリントはゴール手前200mで。

普段スプリント練習など一切行っていないので、200mは私の限界だと認識しています。

なんとかゴール。
GARMINを見ると自分の悲願が叶ったことが分かり、達成感が半端なかったです。
1時間を切るどころか55分台に乗れたのは自分でも驚きましたが・・・。

「勝ったぞ・・・!やっと勝ったぞ・・・」

以上です。

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意識したこと・工夫したこと等

勾配が楽な所で頑張りキツイところは休む

ハルヒルは何度も挑戦してるので、キツイ所、下る所、比較的楽な登りの区間が分かっています。
そのため勾配が楽なところと下るところは頑張り、キツイところは力を抜きました。

特に下りは平均速度とタイムの稼ぎどころなのでかなり頑張りました。
休憩ポイントにしては勿体無いと考えを改めました。

前の人を風除けに

榛名神社までは自分と同じくらいのペースの人の後ろに付き、風除けになってもらいました。
風除けになった人のペースが落ちれば抜かし、また別の人の後ろにつきました。

「ヒルクライムで風除けとかw」という考えもご尤もですが、1時間を切るために平均時速15km/h以上をキープし、なおかつ下りで速度をつけるためには必須だったように思います。

張り合いもあり、集中できたため、得られたものはかなりあったと思います。
(風除けになってくれた方せんきゅー)

GARMINで心拍%HRRをチェック

これは普段峠等坂を登る時に習慣づけてきたことなのですが、
心拍%HRRが95%を越えないよう、85~92%の範囲で頑張るようにしています。

今回のハルヒルのログを確認した所、平均値は92%HRRでした

GARMINを見すぎず前を見る

GARMINを見るとどうしても頭が下を向きます。
また数字を気にしすぎるということもあります。
今までの私がそうでした。

今回は前を見ることに集中し、次のポイントの確認やきつく感じるときの心拍の確認程度に努めました。

自分専用のハルヒルMAPを活用した

キャプチャ

事前にハルヒルのTcxファイルをカスタムし、自分用のCueシートを作成。
GARMINに取り込んでいます。

走行中は適時ポイントを確認し、
頑張りどころや激坂への心の準備、スプリントのタイミングを把握していました。

いわゆる休むダンシングを挟む

榛名神社を越えてから、両ふくらはぎが攣りかけました。
攣ったら最後、激痛でバランスを崩し脚着き待ったなしです。

攣りそうな気配を感じたら、ダンシングをしてふくらはぎを使わないようにしました。
そして落ち着いてきたらシッティングに戻る。
これを繰り返してなんとか最後まで走りきれました。

神社前も含めて、適宜ダンシングを挟むのは確かに有効だと感じました。

給水ポイントは総スルー

ここは意見の別れ所という前提の上、あくまで私の最適解です。

ハルヒルは各所に給水所を用意しているため、水不足に苦しむということは無いかもしれません。
そのため、ボトルをオミットし軽量化したほうが良いのかも。

私の場合、特製ドリンクを入れたボトルを携行し、飲みたい時に飲めるようにしました。
理由としては

  • 給水所で水を受け取る時にスピードが落ちる
  • 紙コップだと意外と飲みにくい
  • 体が水分を欲している時に給水したい
  • BCAA・マルトデキストリンでパフォーマンスを維持したい

といったところです。

給水所を総スルーすることで自分の
ペースを維持できたことは良かったと思います。

特別なことをし過ぎない

大会となると気合が入りすぎていつもはやらないことをやりすぎてしまうことがあります。
私だと、食べ過ぎたり・水分をとりすぎたり、補給食を抱え込んだり・・・

そういった失敗を全て教訓にし
朝食の量・水分などを普段と同じに。
補給食は持たない。ということで普段と同じ様になるよう努めました。

一昨年は確かバックポケットにゼリー飲料を3つ詰め込んでた記憶があります(笑)
重たいだけでしたw。

参考:ロードバイクの主要データ

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フレーム  : ANCHOR RS8
ホイール  : Fulclum Racing 7
コンポ   : SHIMANO 105
スプロケット: 12-28t
クランク  : 50-34t
タイヤ   : EXTENZA RR2X (F 23c / R 25c)

参考:これまでのハルヒルタイム

第3回ハルヒル : 1時間11分
第4回ハルヒル : 1時間25分
第5回ハルヒル : 1時間11分

【ロードバイク】2015年第三回榛名山ヒルクライム(ハルヒル)レポート 前日編
【ロードバイク】2017年第5回榛名山ヒルクライム(ハルヒル)レポート

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ハルヒル中の心拍数です。
180bpm以上を約1時間維持し続けています。

・・・実はこんなこと、今まで出来た試しがないのです。
もちろん練習もしていません。
やっぱり何か覚醒したのかもしれません。。。

どうしてここまで追い込めたのか、ホント謎

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楓鈴
この記事を書いた人

夜眠れず朝起きられない呪いを背負うサイクリストです🎐。
自然豊かで人が少ない、静かな所を走るのが好きです。
ANCHOR RS8 に乗ってます。EMU所属

他者との闘争心は人一倍ありませんが、自分への挑戦ということで時々頑張るためにヒルクライベントにも参加しています。
・2023年 富士ヒル 79分(ブロンズ)
・2024年 ハルヒル 52分

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