(同色の塗料を探すために取り外した右ハンドルのネームプレート)
Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
傷を負ったST-5800レバーの補修 続きの続き
先日の暴風でわずか納車30日で大傷を負ってしまったSTIレバー。
『自転車絶対に傷つけたくないマン』の自分にとっては吐血もの。前回は樹脂部分の補修(単なるヤスリがけ)を行いましたが、今回はネームプレート部分の補修を行います
【ロードバイク】STIレバー、大傷を負う
【ロードバイク】STIレバー、大傷を負う 『補修編①』
【ロードバイク】STIレバー、大傷を負う 『補修編②』
ネームプレートのキズ部分を再塗装する
前回サーフェイサーで傷の穴埋めまで行いました。今回はいよいよ再塗装を行っていきます。
用意したもの
- ホルツ カラータッチペン KYO N-39 ダイヤモンドシルバーメタリック
- ホルツ マスキングテープ
一番の問題になるのはネームプレートをどんな塗料で、どんな色で補修するかということです。
右ハンドル側のネームプレート取り外し、ちかくのホームセンターへ。
塗料に関しては対候年数を考慮して、車用のタッチアップペンを採用。色はタッチアップペンの色見本と格闘すること10分以上、日産車用のダイヤモンドシルバーメタリック(N-39)が一番近いかなぁという結論に達し選択しました。
しかしネームプレートの色、単純なシルバーではなく、角度によってはゴールドっぽかったり鉛色に見えたりとかなり特殊な色彩です。完全に一致するカラー選択は出来ないと諦めるしかなさそうです。
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補修作業
3日かけて乾燥させたサーフェイサー。これを耐水ペーパーで磨きます。
磨いたものがこちら。注意しながらやったつもりですが、ちょっと塗装を剥がしちゃいました。
でも気にせず行きます。
塗装の際はみ出しやミスを防ぐためにマスキングテープでマスクします。
改めて見るとすっごい雑ぅ。プラモデラーの方に怒られそうです。
さて!ホルツのタッチアップペンで塗装していきます。
ラッカー塗料なのでシンナー臭いです。喉を痛めるので必ず換気しながら行いましょう。
プラモデルと同じようにサッと薄く塗り、乾いてから更に塗るという手法で塗装していきます。乾かないうちに重ね塗りしようとすると、サーフェイサーが溶け出してしまいます。
そうして重ね塗りしてった結果がこちら。
ネームプレートのカラーと見比べてみると、少し明るいです。また、塗料粒子が大きい感じがしますね。これは車用だからしょうが無い。しかし遠目には分かりにくい感じに仕上がりそう。
塗膜の凹凸を撮るために耐水ペーパーで磨いていきます。
そんなわけで、補修を終えたパーツがこちら
Canon EOS 50D SIGMA AF 17-70mm f/2.8-4 DC HSM OS macro
う~ん、微妙な仕上がりになりました
一番大事なネームプレート「105」の「1」の部分少し削ってしまいました。なんか本末転倒感。
自分の不器用な手先では傷のついてない部分を傷つけてしまいます。綺麗に仕上げようとすればするほど他を傷つけてしまうため、ここらで手打ちとしました。プラモデラーの方に怒られてきます。
遠くから見れば目立たないとは思いますが、近くで見ると違和感ありありです。
結論:しっかりとした技量を持ってないと修繕は難しい
ダメでした。
鏡面加工を施されたネームプレートを完全に綺麗に修復するためには
- サーフェイサーでの傷の穴埋め
- マスキング
- ペイント
- クリア塗装
- 鏡面仕上げ
以上の施工をしないと無理。そうすると材料費と施工にかかる時間を考えても、普通にネームプレート単品で買ったほうが安くつきますね。補修ってのは難しい。
でもこうやって壊れたものを自分で時間をかけて直していくというのも中々楽しかったです。
いい経験になったと、綺麗にまとめましょう。
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